以前インスタライブで、陰ヨガって何ですか?という質問を受けました。
そのとき、答えがすごく長くなってしまって自分で慌ててしまったのですが、考えてみると、陰ヨガはただの優しいリラックスヨガではなく本当に深い魅力があるので、一言で説明ができないのです。
そしてその魅力は、逆説的に聞こえるものが多い気がします。
まず、陰ヨガは上級者しかできないような難しいポーズはありません。体が硬い方や、年配の方でも無理なくできるヨガです。
でも、普段他のタイプのヨガを頑張っている方でも驚くくらい、体に変化が現れることが多くあります。
そして陰ヨガは「受動的」なようでいて実は「能動的」です。
つまり、力を抜いて体を委ねるという点では受動的ですが、かといってただ先生がやっている通りにする、周りの人のポーズをまねる、というのではなく、主体的に自分の体や心を見つめ、自分で自分の「エッジ」を探っていく必要があります。
そうでなければ、陰ヨガならではの深い解放を感じることはできないかもしれません。
だからこそ、体は受動的に、同時に心は能動的に、しっかりと自分を見つめ続けるのです。
陰ヨガはターゲットを意識してポーズを行うことが多いですが、実はポーズをおこなっている数分間のうちに、ターゲットではないところに変化を感じることも多くあります。
だからこそ、力を抜くのはターゲットだけでなく、他の部分も常に自分の体を「スキャン」し続けます。
がんばらないのに変化がある。
受動的なようでいて能動的。
そんな不思議な陰ヨガの魅力を体験してください。
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