雑誌WOMバンコクで毎月連載しているコラムに、少し加筆しています。
「コラムVol.1:女はリズムに乗る」ではホルモンバランスについて書きましたが、ホルモンのみならず、自律神経、陰と陽・・・私たちは様々な「バランス」を取りながら生きているといっても過言ではありません。
その中で、少し自分を見つめてほしいのが「女性性」と「男性性」のバランスです。
よく、女性性を「高める」「磨く」などという言葉を耳にしますが、そもそも高めたり磨いたりする前に認識しておくべきなのは、自分本来の女性性と男性性のバランスです。
女性だからといって誰もが「控えめで女らしい」わけではないし、そうある必要もありません。私たちにはそれぞれ生まれ持った性のバランスがあります。女性でも男性的な人は沢山います。
問題なのは、家庭環境、教育、経験などを通して「女だからこうでなければ」または「男性と張り合ってがんばらなければ」と、思い込んで本来の自分を押し殺すことです。
本来の自分に逆らって生きるのは生きづらいですよね?
さらに面倒なのは、自分らしくないバランスで生きていると、その間違ったバランスに合わせたパートナーを引き寄せてしまう事です。
簡単に数字で表すと、本来の自分は女性性と男性性が8:2ぐらいだとします。それが女性性を押し殺して4:6くらいで頑張っちゃってる。
すると、本当は「男らしい男性に頼りたい!」と心の底では思っているのに、引き寄せるのは、6:4でちょっと頼りない女性性が強い男性・・・。
そんな経験ありませんか?
「出会うのは草食系の男性ばかり」そう思っているなら、それはあなたが肉食系になりすぎているのかも(!?)
まずは自分を知り、本来の自分を見つめなおすのが第一歩です。
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